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イリュージョンタッチ

久保田勝猛

錯覚を触れて体験できる

錯覚。それは、感覚器官には異常がないにもかかわらず、実際とは異なる知覚を得てしまう現象のことを指します。たとえ、注意深く観察しても、予備知識があっても生じてしまう、人間の感覚・知覚によって作り出される現象です。多くの人がテレビ番組やトリックアート展、新宿の大型モニターに映る巨大猫などで体験したことがあるかもしれません。しかし、実際に錯覚が起こる瞬間を目にしたことがある人は少ないはず。【作品タイトル】はそんな錯覚が起こる瞬間を触れることで起こすことができる体験型アプリです。これにより、理解していても騙されるおかしな感覚と錯覚の不思議な面白さが伝わると嬉しいです。

作品紹介ムービー

作品説明

ホーム画面

作品タイトルを載せたホーム画面

メニュー

7種類の錯覚が載ったメニュー画面。
すべての錯覚で変化の過程が見ることができる。

錯覚

正確に認識できるものから錯覚して見えるものへの変化とその逆の変化を見ることが可能。

◉この作品と社会課題
世の中には「これがこうなあるのは当たり前。」「みんながそういっているから」と認識しているものがたくさんある。しかし、それを実際に体験する機会は少ない。なぜならそれが当たり前という認識で終わっているから。そのような認識だけで終わってしまう物事はとても面白いことだと知らないままでいる人が多い。

◉どういう着想から生まれたか
どうして錯覚しているように見えるかは知ってはいるが視覚的に正しく認識できるものから錯覚して見えるものに変化するところを見たことがなかったので本当に錯覚して見えているのか気になりそれなら正しく認識できるものから錯覚して見えるものに動きをつけて変化させれば面白くなるのではと思ったから。

◉課題解決の方法
錯覚が起きる過程を動きをつけてわかりやすく見せる。

◉体験方法
画面をタップすることで視覚的に正しく認識できるものから錯覚して見えるものに動きをつけて変化させる。

◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
錯覚の面白さと当り前と思っていることも本当にそれが正しいか自分の目でしかりと確認してほしい。