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未熟な答え

出口達彦

表と裏の世界を読み解く絵本
コロナの影響で自粛することが当たり前となり、自宅でも働くことができるようになった今。生活を維持するために自粛できない人達を、強く偏った正義感で追い詰めてしまう自粛警察という問題を、解決するための体験するコンテンツを制作しました。「未熟な答え」という作品は「表の気持ち」と「裏の気持ち」が描かれており自粛警察に関連する物語描くことで、自粛警察の方々に、今一度考え直すきっかけを与えるコンテンツになっております。

作品紹介ムービー

作品説明

仕掛けのある絵本

絵本には仕掛けがあり、この仕掛けを動かすことで、今までの物語から、隠された物語に変わります。

変わる物語

仕掛けを動かすと、さっきまでの明るい絵とは違う、暗い絵になり、裏の気持ちの描写が見られます。

隠された真実

仕掛けを動かし、紙を裏返すと、隠された文章が現れ、文章が繋がり隠された物語が現れます。

◉この作品と社会課題
コロナの影響で、生活を維持するために自粛できない人達を、強く追い詰めてしまう人達「自粛警察」が生まれた。そのような問題を解決できる作品として、表と裏の気持ちを描いた絵本「未熟な答え」という作品を制作しました。

◉どういう着想から生まれたか
自粛警察をする人達に、どうしたら相手側の気持ちを伝えられ、自分のやっていることが間違っていると伝えられるのだろうかと考えた時に、仕掛けのある絵本を見て、仕掛けを利用して「表の気持ち」と「裏の気持ち」を表現した絵本を提案しました。

◉課題解決の方法
絵本に描かれた「表の気持ち」と「裏の気持ち」を見ることで、今一度自粛警察について考え、やめるきっかけを作る。

◉体験方法
最初は仕掛けを動かさず物語を読みます。最後まで読んだら、今度は絵本の仕掛けを動かします。仕掛けを動かすと、明るい印象の絵から暗い印象の絵に変わり、隠された文章が現れ、最初に読んだ物語と違う隠された物語が現れます。

◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
私はこの作品を通して、より多くの人達に自粛警察の問題を知ってもらい、より相手を思いやれるような未来を作っていきたいです。