Home > Communication Design > 触れる×音
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田子 美咲
音と感触で楽しむゲーム
目が見える人と見えない人の差をなくし平等に遊べるということを伝える「おとあて」を制作しました。
この「おとあて」は、神経衰弱のように同じ音が鳴るブロックをあて、どれだけ同じブロックを当てれることができるか競うゲームです。
目が見えない人と目が見える人での不平等さを感じ、どうしたら同じ土俵で戦えるのかを考えた時音や重さでゲームができるものにいきつきましたまた目が見える人からみた視覚が伝える情報の多さについても同時に伝えられる作品になっています。
作品紹介ムービー
作品説明
視覚をシャットアウト!
目が見える人はアイマスク、目が不自由な方はそのままゲームに参加します。
同じ音のブロックを当てよう
このおとあての箱の中には同じ音のブロックが2つ合計4セット入っています。同じ音をあててみよう!
多くブロックが取れた方の勝ち!
箱からブロックがなくなったことがわかったらゲーム終了!
より多くブロックが取れた方の勝ちです。
◉この作品と社会課題
バリアフリーが進められている世界で、障害がある方とない方とでの差をなくすようなゲームを作りたいと思い制作しました。
◉どういう着想から生まれたか
目が見えない人にも何不自由なく遊べるというところで音に着目し、神経衰弱のようなゲームと組み合わせることで、このおとあてを提案しました。
◉課題解決の方法
ゲームの神経衰弱をもとに、視覚以外でのアプローチをいれて課題解決をしました。
◉体験方法
まず目隠しをし、同じ音がするブロックを二つ見つけて箱の中からブロックがなくなったら終了です。この時によりブロックを多く取れていたほうが勝ちです。
◉メッセージ(この作品を通してどのように世界が変わってほしいか)
人とどこか違うことで不自由なことがあって悲しい思いをするということが一つでも少なくなればいいなと思います。また目が見える方にとってもこれを通して何か得られるものがあったら幸いです。