未来の都市生活とスマートサイネージ
作品No.2
篠 歩夢/趙 昱/陳建輝/藤野 弘樹/蒙 政
このサイネージは、「お年寄りが触りたくなるようなサイネージ」をテーマとしており、お年寄りが理解・利用しやすいUI で、デジタル デバイスに慣れる為の体験学習のような感覚で利用することができます。
リアルタイムな情報を分かりやすく伝えることを目的とした一般的なサイネージとは異なり、高齢者の情報格差が生まれる根本的な問題の一つ、「デジタルデバイスを利用することができない」という問題を体験的に解決し、 結果として情報格差を解消することができるという力 が備わっています。
UI設計をする際には、親しみやすさが感じられるよう、キャラクターをデザインしました。また、お年寄りでも操作しやすくなるよう「音声ガイド」機能も採用しました。
スマートサイネージのUIデザイン
TOP画面
体験メニューを選択する画面
水やり操作する画面
近隣施設のクーポンダウンロード
企画概要
1. 画用紙で未来の街を描く「住み良いをネットワークで形にする町」
この街は、ワークショップの際に制作した「自分たちが思い描く未来の都市」を形にしたものです。この未来の都市は、「情報が行き渡る社会」をテーマとしており、「情報格差が無く、みんなに必要な情報が行き渡り、住みやすい社会を目指す」というビジョンがあります。
2.着目した社会課題
自分たちが思い描く未来を実現する上で妨げとなる「情報格差」や「情報通信機器の利用」という社会課題に着目し、そうした問題にアプローチすべく、アクティブシニアをターゲットとしました。
3.解決策
西新宿のターゲットがデジタルデバイスに慣れるための最初の第一歩となる体験を提案しました。
4.コンセプト
実際にこのコンテンツが設置されると、このようなイメージになります。新宿中央公園付近をメインに設置され、「デジタルデバイスに慣れるための最初の第一歩」をコンセプトとしたサイネージとなります。
5.ユーザーの体験フロー
この図は、ユーザーにどのようにして私たちが制作したコンテンツを体験していただくかを順序立てて整理した体験フローと、それに伴うユーザー体験のツールを示したボードとなります。